
小学校1年生からバドミントンを始め、学生時代の100%をこのスポーツに打ち込んできました。それはバドミントンの面白さに夢中になれたから、もっとチャレンジしたいという気持ちになれたからだと思います。もちろん楽しいことばかりではなくて、怪我で先が見えなくてもがいた時もありました。でも、その全てがなければ今の私はないと思うし、オリンピックのメダルにも辿り着かなかったかも知れません。
これからの目標は、もちろん2020年の東京オリンピックも視野に入っていますが、もっと大きな目標はというと「日本を変えたい」と思っています。私はバドミントンというスポーツを通して、いろんな可能性や夢、パワーをもらった気がします。だから今、キラキラした人生を送れているんです。今回、オリンピックメダリストという発信力のある立場になれたことも、私たちアスリートが日本を元気にするチャンスをいただいたと思っています。だから高校生のみなさんにも、何事にもチャレンジできるパワーを伝えたい。失敗なんて怖がらないでください。その失敗も必ず将来のパワーにつながります。